WoWS テキストmodジェネレータ 使用説明書 WoWSで使用できる任意のテキストmodを自由に作成、インストールすることができます。 前書き: WoWSのゲーム内で表示されるテキスト文字列はすべて言語別にデータベース化されており、それはバイナリファイルです。 したがって、ゲーム内のテキスト表示を変更するテキストmodを作成したくても、そのままでは編集できません。 編集できるようにするには、そのバイナリファイルを人間が見てわかるテキストファイルの形式に変換しなければならず、そして編集後にバイナリ形式に戻して使用しなければなりません。 ここではそのバイナリのファイルをmoファイル(拡張子.mo)、テキスト形式のファイルをpoファイル(拡張子.po)と呼びます。 WoWSのバージョンが更新された場合、ほぼ必ずデフォルトのテキストデータベースは更新されています。 したがって、テキストmodも維持していくにはその度に更新しなければなりません。 手作業でテキストmodを作成する場合の通常の手順は以下の通りです。 1.編集元となるゲームの最新版のmoファイルを探し、それをpoファイルに変換する。 2.poファイルをテキストエディタで開き、編集したい箇所を検索して書き換え、それを保存する。 3.編集後のpoファイルをmoファイルに再度変換する。 4.出来上がったmoファイルをテキストmodとして適切な場所に置く。 もし手順2で編集すべき箇所と書き換えたい内容があらかじめわかっているならば、全ての手順の自動化は可能です。 しかし、それが全くわからない場合や、ゲームのバージョンアップによって編集すべき箇所、内容が変わった場合は、その情報を得る必要があります。 よって、初回だけ 1.編集元となるゲームの最新版のmoファイルを探し、それをpoファイルに変換する。 2.poファイルから編集したい箇所の情報を抽出したリストを作る。 3.そのリストをもとに書換対象リストのファイルを手作業で作る。 という手順を行うことで、その後は該当の箇所に変更がない限り 1.編集元となるゲームの最新版のmoファイルを探し、それをpoファイルに変換する。 2.poファイルを書換対象リストのファイルをもとに書き換える。 3.編集後のpoファイルをmoファイルに再度変換する。 4.出来上がったmoファイルをテキストmodとして適切な場所に置く。 という手順が自動で行えるようになります。 このツールはこれらの2パターンの手順(初回の手順3以外)を自動で行えるように作られています。 機能: このツールでは以下のようなテキストmodが作成できます。またそれぞれの機能を共存させたmodを作ることもできます。 艦名変更mod:任意の艦の名称を変更できます。 艦長名変更mod:あらかじめ複数登録されている艦長の性、名それぞれを変更できます。 コラボキャラ名変更mod:WoWSとコラボした各作品のキャラクタなどの名称を変更できます。 任意の箇所のテキストを変更するmod:案内文、艦の装備の名称、階級名等々を変更するmodなど。 このツールはテキストmodの生成処理を以下のステップに分け、それぞれを行うかどうか選択することができるようになっています。 1.加工元ファイルの選択(必須) ゲームのデフォルトのテキストデータの他、既にゲームにインストールしたテキストmodや任意のテキストデータファイル(moファイル、poファイル、zipファイル)が使用できます。 選択したファイルがmoファイルなら自動でpoファイルに変換されます。 2.リスト作成 指定の種類のmodの作成に使用するmod設定ファイルを作るための、poファイルから必要な箇所を抽出したリストファイルが作成できます。 3.コマンド実行 poファイルやリストファイルの内容から、mod設定ファイルを自動で生成したり、以降の処理を自動で行うか判断するためのコマンドが実行できます。 4.mod作成 指定の種類のmod設定ファイルをもとに加工元のpoファイルを自動で編集できます。 その後に自動でmoファイルに変換されます。 5.ファイル変換後の処理 出来上がったmoファイルをテキストmodとして適切な場所にインストールすることができます。 それぞれのステップの途中で生成したpoファイル、moファイルのコピーを保存することもできますし、そのファイルをさらに加工元ファイルとして使用することもできます。 ツールに入力した各ステップの設定項目の内容は全て必要に応じて保存することができ(最大10組)、いつでもそれを呼び出すことができます。 特殊機能として、指定のmoファイルまたはpoファイルの内容を解析して、データのデフォルトの状態からどこが変更されているのか、その差分リストをファイルに出力することができます。 そのリストはmod設定ファイルとして再利用することもできます。 また、WoWSのバージョンアップ後に、旧バージョンからテキストデータのどこが変更されたのか、その差分リストをファイルに出力することもできます。 そのリストは既存のmod設定ファイルの更新に役立てることができます。 使い方: 1.WoWSインストールフォルダ 操作対象となるWoWSがインストールされているフォルダ(WorldOfWarships.exeがある場所。通常はC:\Games\World_of_Warships_<地域名>)を指定します。 記入欄に直接記入するか、選択ボタンをクリックして該当の場所を探します。場所が決定したら、追加ボタンをクリックして、その下のリストに追加します。 場所は複数追加できますが、操作対象としてそれらから1つだけを選択します。リストから削除したい場合は、それを選択してから削除ボタンをクリックします。 2.加工元ファイル 加工対象としてどこのファイルを使用するかを選択します。下の3つのうちいずれかを選択します。 「ゲームのデフォルトのテキストデータファイル」:操作対象に指定したWoWSインストールフォルダにある未加工のファイル。 「ゲームの最新バージョンのmodフォルダにインストール済のテキストmod*」:操作対象に指定したWoWSインストールフォルダの中のmodを格納するフォルダにある、テキストmodとしてインストール済のファイル。 「下の欄に入力した任意のファイル*」:その下の欄に記入したファイル名のファイル。moファイル、poファイル、zipファイルのいずれかが使用できます。 「moファイルから変換後のpoファイルを保存する」:上の選択でmoファイルを指定したとき、それから変換したpoファイルを保存しておきたい場合は、これにチェックをつけてその下の記入欄でファイル名を指定します。 3.リスト作成 「リストファイルを作成する」:変換されたpoファイルから、そこに登録されているテキスト文字列を既定の書式に合わせて抽出したリストを作成したい場合、これにチェックをつけてその下の3つのうちいずれかを選択します。 「艦名リストファイル」:艦名変更modを作成するために必要な登録されている艦IDとその艦名のリストを作成します。 「艦長名リストファイル」:艦長名変更modを作成するために必要な登録されている艦長姓名文字列IDとその文字列のリストを作成します。 「コラボキャラ名リストファイル」:コラボキャラ名変更modを作成するために必要な登録されているキャラ名IDとその名前文字列のリストを作成します。 「作成ファイル名」:作成するリストファイルのファイル名を指定します。 4.コマンド実行 「指定のコマンドを実行する」:リストファイルの作成後に何らかの処理を行って以降の処理を行うか判断したい場合は、これにチェックをつけてその下の記入欄で実行するファイル名を指定します。 5.mod作成 「poファイルを加工してmodを作成する」:mod設定ファイルを使用してpoファイルを加工しmodを作成したい場合は、これにチェックをつけてその下の4つのうちいずれかを選択します。 「艦名変更mod」「艦長名変更mod」「コラボキャラ名変更mod」「任意の箇所のテキストのみ変更するmod」:作成したいmodの種類(次に指定するmod設定ファイルの解釈のされ方)を選択します。 「mod設定ファイル名」:加工に使用するmod設定ファイルのファイル名を指定します。 「加工後のpoファイルを保存する」:加工後のpoファイルを保存しておきたい場合は、これにチェックをつけてその下の記入欄でファイル名を指定します。 6.ファイル変換後の処理 poファイルをmoファイルに変換した後の処理を選択します。 「ゲームの最新バージョンのmodフォルダにインストール」:moファイルをテキストmodとして、操作対象に指定したWoWSインストールフォルダの中のmodを格納するフォルダにインストールし、ゲームに反映されるようにします。 「変換後のmoファイルを保存する」:変換後のmoファイルを保存しておきたい場合は、これにチェックをつけてその下の記入欄でファイル名を指定します。 ※各ファイル名記入欄のオプション 「ファイル名を既定のものにする」:このチェックをつけると、記入欄のファイル名部分をそれぞれの機能や選択に応じた既定のファイル名にします。あらかじめフォルダ名は入力しておく必要があります。 「選択」:記入欄に直接入力せずにそのファイルを作る場所、または存在する場所を探したいときにクリックします。 「開く」:記入欄に入力した名前のファイルを、そのファイルの拡張子に関連付けられたソフトウェアで開きたいときにクリックします。 7.「設定をクリア」 このボタンをクリックすると画面上の上記2~6の全ての設定項目をクリアします。 8.設定の保存/読み出し 設定保存番号を選択し「指定番号に保存」ボタンをクリックすると、その番号の記憶域に上記1~6の設定情報を保存します。 また、設定保存番号を選択し「指定番号から読出し」ボタンをクリックすると、その番号の記憶域から上記1~6の設定情報を読み出して画面に反映します。 9.「処理実行」 上記1~6の設定をもとに処理を実行します。 10.「mod差分解析実行」 上記1を指定し、上記2の選択で*印の付いた項目のいずれかを選び、上記3の「リストファイルを作成する」にチェックを付け(その下の選択は不問)、作成ファイル名を指定してからこのボタンをクリックすると、mod差分解析を実行します。 ゲームのデフォルトのテキストデータファイルと指定したファイルとを比較し、どこが変更されているのか、その差分をリストファイルに出力します。 11.「更新差分解析実行」 上記1を指定し、上記3の「リストファイルを作成する」にチェックを付け(その下の選択は不問)、作成ファイル名を指定してからこのボタンをクリックすると、更新差分解析を実行します。 ゲームの現在のバージョンのデフォルトのテキストデータが、バージョンアップ前の状態からどこが変更されたのか、その差分をリストファイルに出力します。 12.「modアンインストール」 上記1を指定し、このボタンをクリックすると、指定したWoWSインストールフォルダの中のmodを格納するフォルダにインストールされている、テキストmodのファイル名の先頭に"old_"を付けて無効化します。 注意: インターネットに接続された状態でツールを起動すると、自動自己更新機能が働きます。 このツールはWoWSのバージョンが更新されてもゲームデータの構造自体が大幅に変更されない限り使用できます。 WoWSのバージョンが更新された場合、ほぼ必ずデフォルトのテキストデータベースが更新されていますので、それをもとに毎回このツールでmodを作り直してください。 処理設定の中で作成のために指定されたファイル名のファイルが既に存在する場合は、処理実行時に警告なく上書きされます。 ファイル指定欄(A)でzipファイルを指定されたとき、zipファイルの中に非ASCII文字のファイル/フォルダ名が含まれる場合は解凍に失敗するので、手動にて解凍してからglobal.moファイルを指定してください。zipファイルに複数のglobal.moファイルが含まれる場合、そのいずれかのファイルが使用されます。どれになるかは不定です。 各ファイル指定欄にある「開く」ボタンを押すと、それぞれのファイル拡張子に関連付けられたアプリケーションでそのファイルを開きます。 作成したmodのmoファイルをインストールするとき、すでにmoファイル(global.mo)がmodのフォルダに存在する場合は、そのファイルはold_が名前の頭に付けられて退避され、次に新たなmoファイルがglobal.moとしてそこにコピーされます。old_global.moが既に存在したときはそれは上書きされます。テキストmodをアンインストールするときも同様です。 処理実行中に軽度のエラーが発生した場合は警告のみ表示して処理を続行します。続行できないエラーの場合はそこで処理を中断します。 ファイル名指定の際、選択ボタンを押してファイル選択ダイアログを表示させたとき、アップロードするファイルの選択というタイトルになっていますが、実際はファイルはネット上のどこにもアップロードされません。 poファイル、リストファイル他、出力されるテキストファイルはすべてUTF-8を使用しています。またゲームではUnicode文字集合を採用していると思われます。編集の際は、Windows付属のメモ帳などUTF-8/Unicodeに対応したエディタを使用してください。mod設定ファイルもUTF-8で書かれていることを前提としています。 ただし、これらに沿ったテキストmodを作成しても、ゲームクライアントがそのmodに含まれる言語の文字を正しく表示できるかどうかは別の問題です。ゲームクライアントの対応言語によりもともとその文字を扱うことができない可能性もあります。 ゲームクライアントで使用しているフォントがその文字を含んでいないために正しく表示できない場合は別途フォント変更modを使用してください。 このツールは各国語のゲームクライアントに対応できると思われますが、作者は日本語版以外で動作確認していませんのでご了承ください。 poファイルの中で配列として文字列が定義されている箇所はこのツールでは自動加工できません。手動でpoファイルをエディタで開いて編集してください。 このツールをインストールした場所にあるconfigフォルダの中の各ファイルは編集しないでください。ファイルを削除することは問題ありません。 WoWSが別の場所にインストールされている場合およびSteam版WoWSに対してこのツールを使用する場合は、WorldOfWarships.exeの存在する正しいインストール先を指定してください。 Steam版WoWSの場合の入力例→C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\World of Warships\bin\xxxxxx なお、Steam版WoWSについては作者の動作確認対象外です。 このツールが置かれている場所、WoWSがインストールされている場所、各指定欄のファイル名、のフルパス名に1バイト文字の"%","!","^"が含まれている場合、このツールは正常に動作しません。 このツールはHTAという仕組みによって動作しています。このツールの動作にはWindowsに標準搭載されているmshta.exeが必要です。 また、Windows Powershellがインストールされている必要があります。 作者はこのツールの動作をWindows10 1903 + InternetExplorer11の環境で確認していますが、他のWindowsバージョンおよびIEのバージョンによっては動作しない可能性があります。 その際は誠にお手数ですが「お使いの環境」と「どんな状況で」「何をしたら」「どうなった」といった詳しい情報をウェブサイトのご意見投稿欄よりお送り下さると幸いです。 ファイルの改変有無関係なくこのツールおよびmodを使用し何らかの損害が発生したとしても作者は一切関知しません。 艦名変更modについて: ゲームでは1つの艦に短い艦名と長い艦名の2種類が登録されていて、短い艦名は主に戦闘時に表示される名称、長い艦名は主に港で表示される名称です。 このmodで変更できる対象は港画面と戦闘中に表示される艦名だけです。装備に含まれる艦名などそれ以外の箇所を変更したい場合は別のmod作成作業が必要です。 艦名を全く違う名称に変更する場合、何隻変更しても構いませんがあまり多すぎると戦闘時に混乱するでしょう。お気に入りの艦数隻に留めるのがよいと思われます。 自分の艦だけの名称が変更できるわけではありません。戦闘時に敵味方に自分が名称を変更した艦がいた場合、それらもその名称で表示されてしまいますが、これはゲームの仕様です。 短い艦名と長い艦名が両方同じでも構いませんが文字数が長すぎると表示しきれなくなる可能性があります。 艦名変更modを作る場合、艦名リストファイルをまず作成し、それをもとに名称を変更したい艦を選んでmod設定ファイルに書き写します。艦名を変更したらそのファイルを保存してツールを再び使用しmodを作成します。 リストファイルおよびmod設定ファイルの1行のデータ構造: 艦ID:"短い艦名":"長い艦名" 艦長名変更modについて: ゲームでは艦長が新規に任命されると名前が自動で決まりますが、内部の処理では性、名にそれぞれランダムで番号が決められ、その各番号がゲームサーバに保存されます。 クライアントではその番号に該当するテキストデータベース内の文字列が表示されています。 このツールではテキストデータベース内の各番号に該当する性、名の文字列を変更するmodを作成できますが、ゲームサーバ内に保存されている番号は変更できません。 日本、パンアジア艦長の名前を漢字表記にしたい場合は性、名の表記が逆になるため名(Firstname)に性、性(Lastname)に名を書く必要があります。 艦長名変更modを作る場合、艦長名リストファイルをまず作成し、それをもとに名称を変更したい国を選んでその全ての行をmod設定ファイルに書き写します。艦長名を変更したらそのファイルを保存してツールを再び使用しmodを作成します。 リストファイルおよびmod設定ファイルの1行のデータ構造: [FIRSTNAME/LASTNAME]_[国]_[番号(0-29)]:"性または名" コラボキャラ名変更modについて: 今までWoWSとコラボを行った作品「蒼き鋼のアルペジオ」、「ハイスクールフリート」、「アズールレーン」、「御城プロジェクト:RE」、「ホロライブ」およびイベント「烈波」のキャラクター艦長の名称を変更できます。 このmodで変更されるのはゲーム内で艦長名として表示されている部分のみです。 通常の艦長名と違い、姓、名で分けられていません。 キャラ名変更modを作る場合、コラボキャラ名リストファイルをまず作成し、それをもとに名称を変更したいキャラを選んでmod設定ファイルに書き写します。名前を変更したらそのファイルを保存してツールを再び使用しmodを作成します。 リストファイルおよびmod設定ファイルの1行のデータ構造: キャラ名のID:"名前" 任意の箇所のテキストのみ変更するmodについて: poファイルで定義されているほぼ全てのテキストを変更することができます。(一部対応できない箇所があります。) 上記3つのmodでは変更できない箇所のテキスト文字列を変更したい場合、このmodを作成して対応できます。 このmodを作成する場合、poファイルから変更したい箇所を検索し、そのIDをmod設定ファイルに書き写します。文字列部分を変更したらそのファイルを保存してツールを再び使用しmodを作成します。 mod設定ファイルの1行のデータ構造: 文字列定義ID(IDS_で始まる):"文字列" 定義IDはpoファイルの中でmsgidで始まる行の""でくくられた文字列です。 文字列は何でも書けますが表示上そこに改行を入れたい場合\nが使用できます。また複数の文字列を結合して表示させたいときは""でくくった文字列をtabで区切ります。 表記例: (mod設定ファイル) IDS_DETECTED_AIRCARRIER:""(tab)"航空母艦が \n"(tab)"発見された" ↑ ↓ (poファイル) msgid "IDS_DETECTED_AIRCARRIER" msgstr "" "航空母艦が \n" "発見された" コマンド実行について: この設定項目ではリスト作成を行った後、mod作成を開始する前のタイミングで、設定したコマンドが実行できます。 コマンドはファイル名である必要があります。通常は自分で作成したバッチファイルを指定します。 作成されたリストファイルから自動でmod設定ファイルを作成させたい場合などに利用できます。 渡される引数: 加工元poファイルのパス名 作成されたリストファイルのパス名 操作対象のWoWSインストールフォルダ名 各パス名のファイルは読み出しのみで使用し、書き込みをしてはいけません。 返り値: 0:正常終了 ツールはコマンド実行後に処理を続行します。 0以外:エラー発生 ツールはコマンド実行後に処理を中止します。 mod差分解析機能について: 指定したmoファイルまたはpoファイルと、ゲームのデフォルトのテキストデータファイルとを比較し、どこが変更されているのか、その差分をリストファイルに出力することができます。 出力される差分は指定したmoファイルまたはpoファイルの側の分のみです。 更新差分解析機能について: あらかじめ現バージョンのゲームデフォルトデータのpoファイルを自動で保存しておくことで、WoWSの更新時に旧バージョンのテキストデータからどこが変更されたのか差分をリストに出力することができます。 旧バージョンのpoファイルが保存されていれば解析が行われ、差分のうち現バージョン側の分のみがリストファイルとして出力されます。このとき解析を終了するか確認されますので、OKを選択すると現バージョンのpoファイルが自動で保存されます。 これはまた次のバージョンアップ時の解析に使用されます。解析を終了すると、もう現バージョンの解析処理は行えなくなりますが、終了をキャンセルすれば何度でも同じ解析が行えます。 旧バージョンのpoファイルが保存されていなければ解析は行われませんが、ここで同様に解析を終了させることで現バージョンのpoファイルの保存のみ行えます。 このpoファイルの保存はWoWSの更新毎に毎回行わないと、古すぎるバージョンとの比較をせざるを得ないことになるので注意してください。 poファイルは操作対象リストに登録されているWoWSのゲーム毎に分けて保存されます。 以上